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更新日 2019-07-07

こだわり

BAR(バール)


2008.it158-.jpgエスプレッソの本場、イタリアにはカフェやお酒、簡単な食事ができる“バール”という業態のお店があります。イタリアの街のいたるところにバールはあり、その数は国内で15万軒ともいわれます。街中にコンビニや自動販売機がほとんどないため、バールはイタリア人の日常生活に欠かすことのできないものです。

バールにもさまざまなタイプがあり、バンコ(カウンター)しかない店、テラス席もあるカフェテリア、ドルチェが得意な店、美味しいカプチーノの店、パニーノやデリが充実した店、などなど。

でも、どんなバールもイタリア人にとっての憩いの場であることは共通。
お客さん同士、時にはお店のバリスタも一緒になって大きな声で楽しそうにお喋りをしています。イタリア人は自分のお気に入りの店を“Mio Bar”(私のバール)と呼んで、4~5軒を用途によって使い分けています。

2008.it032.jpg2008.it033.jpg2008.it069.jpg

ESPRESSO(エスプレッソ)


QP3M0547.JPGイタリアの店で「カッフェ(コーヒー)ひとつ」と注文すると、必ずエスプレッソがでてきます。そう、イタリアでは“コーヒー=エスプレッソ”なのです。ところで、美味しいエスプレッソを飲んだことがありますか?あの、ただ苦くて量の少ないコーヒー・・・?飲み方はご自由ですが、ためしにぜひ、
お砂糖を入れて飲んでみてください。
甘味が加わることで本来エスプレッソが持つ苦味とコクに絶妙なバランスが生まれ、ビターで上質なチョコレートのような味わいになります。美味しいエスプレッソは表面を褐色のクレマが覆っています。お砂糖を入れてかき混ぜたあとも、またクレマが元に戻ります。2、3口で飲み干すのがイタリア流。飲んだ後はその味と香りの余韻をお楽しみください。

ALBERTO VERANI
(アルベルト・ヴェラーニ)


画像 076.jpg当店のカッフェはミラノ郊外、コモ地方近くにあるNIMEX<ニメックス>社のエスプレッソ豆を使用しています。“アルベルト・ヴェラーニ”は同社創業者の長男アルベルト・ヴェラーニ氏が独自にローストやブレンドを研究し立ち上げたブランド。
最高のアラビカ種にインド産ロブスター種を配合して作り上げられた、北イタリアらしい洗練さに独特なパンチが効いた味。
田舎町にある、こじんまりとしたファクトリーで、エスプレッソを知り尽くした職人が、コーヒー豆の配合と焙煎を日々丹念に仕上げています。

僕はここの豆が好きです。





BANCO(バンコ)


2008. イタリア旅行 129.jpg“バンコ”とはカウンターの意。

イタリアのバールでは同じ食事やドリンクを取るにも、テーブル席よりバンコでのスタンディングの方が安くなります。

人気のあるバールは朝からバンコに人だかりです。朝だけでなく、1日中ひっきりなしにバンコには人が出入りし、みんな立ち飲みを楽しんでいます。

当店ではバンコ料金、全品100円引きです。





CAPPUCCINO(カプチーノ)


カプチーノ.JPGカプチーノとはイタリア語で僧侶の頭巾を意味します。カップの表面をふんわりと覆うミルクのイメージからそう呼ばれるようになったのでしょう。

日本には、いろんなタイプのカプチーノがあります。ぶくぶくの泡状のミルクを表面にのせたもの、ココアパウダーを使って、かわいくイラストされたもの、生クリームを浮かべたもの、シナモンスティックが添えられたもの…。お店によってさまざまです。

エスプレッソにシルクのような舌触りのミルクを注ぎ込んだシンプルなカプチーノ。ミルクは決して熱すぎないように。ほんのり甘味を感じられるように。それが私たちの理想ですね。



CURRY (カレー)


トマトとココナッツで煮込んだチキンカレー.jpgなぜイタリアンバールにカレーがあるの?きっと、そうお思いになる方もいらっしゃるでしょう。難しい理由はありません。“トマトとココナッツで煮込んだチキンカレー”は昔、私たちが大切な友人たちを家に招いた時にお出しする、自分たちで作った“おもてなしカレー”でした。そんな思い入れから、このカレーは私たちがお店を始めるうえで欠かすことのできないメニューだったのです。ある意味、いちばんニエンテらしいメニューかもしれません。



CAFFE MACCHIATO(カッフェ・マッキアート)


カフェマキアート.jpg時々、目にするメニューですがどんなカッフェなのか、あまり知られていないかもしれません。
“マッキアート”は“しみ”の意味です。デミタスに入ったエスプレッソに、
ホットミルクを、その表面に“しみ”をつけたように注いだもの。カプチーノに比べて量が少なく、エスプレッソの味が強いカッフェです。
これも、お砂糖を入れたほうがおいしくなります。少しビターなミルクチョコのような味わい。エスプレッソが好きな方にこそおすすめです。